バングラデシュで開所式 今期生産約500万枚へ

田村駒は、バングラデシュ・ダッカ市に設立した駐在員事務所の開所式をダッカ市のホテルで開いた。日本の取引先、現地の日系企業や縫製工場関係者など29社、74人が出席した。

植木博行社長は、「当社がバングラデシュでの衣料品生産を本格的にスタートしたのは前期からだが、今期は年間生産500万枚規模まで拡大する。事務所開設を機に、縫製工場、検品・検査会社、資材メーカー各社との取り組みを強固にし、物作りのチームを確立したい」とあいさつした。

同社のバングラデシュでの衣料品生産は、本格スタートした前期が約200万枚。今期は上期で約200万枚を生産しており、通期では400万~500万枚の見込み。現地の縫製工場中心に主に9社と取り組む。先行した布帛製品に加え、ニット、カットソーの生産が急増し、今後も大きく伸びそうだ。

2019年10月25日 繊研新聞