自社コントロール再強化/田村駒

田村駒の寝装・リビング関連部門は、自社コントロール機能の精度向上に再び力を注いでいる。

国内外のネットワークを生かした高付加価値の素材開発や調達機能、縫製工場との連携などモノ作りを強化する。

例えば冷感パット。価格訴求型が伸び悩む半面、同社独自の糸を使ったタイプは好調に推移している。

他に海外の取り組みではベトナムやタイに加え、ポルトガルの天然素材を新たに活用。高価過ぎずロットも

合いやすい広幅地で、カバーリング主体の展開を検討する。

3年目となるライフスタイルブランド「LRAB(ラブ)」は、雑貨チェーンなどの店頭をはじめ、

ネットでの販売も徐々に広がってきた。雑貨を中心にデニムシリーズを新たに投入し、展開に奥行きを持たせる。

 

 

繊維ニュース 平成28年6月29日