2020/07/06

田村駒 「イーコマ」エコプロジェクト始動 サステな4素材を軸に

田村駒は、エコプロジェクト「ecoMA(イーコマ)」を始動させた。素材提案では、リサイクルコットン、廃棄衣料から作るポリエステル、漁網を活用したナイロン、リサイクルダウンの4品を軸に打ち出す。独自性が高いエコ素材を通じ、サスティナビリティーを重視する企業姿勢を発信していく。

リサイクルコットン「リライズコットン」は、裁断くずや生地端などを再利用して製造した。原料は、紡績、紡織、裁断、縫製までを一貫して担う中国江蘇省南通市海安市の生地メーカーの工場から回収する。原料を一か所で集めるため、製造コストを抑えることができる。リサイクル品でありながら、高品質の超長綿を適正価格で販売する。

再生ポリエステル使用の「C2C(シートゥーシーサーキュレーションポリエステル)」は、大量廃棄された衣料品を原料とする。衣料品の完全なリサイクルを目指し、品名には「消費者から消費者」の意味を込めた。メンズ、レディース、ユニフォームと幅広く製品への使用を提案する方針で、トリコットのシャツ地「コンフィール」にも活用する。

「GNB(ゴーストネットバスターズ)」は、国内の廃棄された漁網を回収し、リサイクルしたナイロン素材。海洋廃棄物となった漁網を意味するゴーストネットを品名に入れ、環境問題にも向き合う意思を示す。売り上げの1%を、海洋資源の保全やその啓発につながる活動の資金に充てる。

「リンクダウン」は、独自の循環システムでトレーサビリティーが確立された高品質のリサイクルダウン。東洋羽毛工業との協業で取り組むリサイクルであり、ダウンジャケットなどアパレル製品向けに絞って提案する。

2020年7月6日 繊維ニュース